2013年9月27日金曜日

Windows7 64Bit上でVMWarePlayer+ESXiインストール

    VMWarePlayer上で、ESXiを動かすことができることを知ったので、メモ。
    自PC上で、手軽にVMWareベースの仮想環境の検証をするにはいいかも。


  1. VMWarePlayer・ESXiの資材ダウンロード

  2. My VMWare(要アカウント登録)にログインし、「My VMware Downloads All Downloads」から

    VMware vSphere Hypervisor (ESXi)
    VMware Player
    VMware-PowerCLI

    をダウンロードする。

    VMware ESXi5.1検証 第2回目 ダウンロード編が参考になる。


  3. VMWarePlayer・ESXiのインストール

  4. 何か記事を書こうと思ったけど、以下の参考資料を参照すれば、拍子抜けするほど簡単にインストールが完了した。

    VMware ESXi5.1検証 第3回目 ESXiインストール編
    "VMware vSphere Hypervisor 5.1(ESXi) on VMware Player"で、できたこと
    【仮想】VMware vSphere 5.1環境を構築してみよう


  5. PowerCLIのインストール・サンプル

  6. コマンドラインから、ホスト(ESXi)・ゲスト(仮想マシン)の操作をしたい場合は、PowerShellベースのPowerCLIを使えばいい。

    VMware PowerCLI で自動化を試す
    第4回 PowerCLIを使った仮想化の自動運用
    Sample Scripts for Managing vSphere with VMware vSphere PowerCLI
    VMware vSphere PowerCLI Cmdlets Reference
    VMware vSphere™ PowerCLI

  7. OSインストールの自動化

  8. OSインストールの自動化まで踏み込むのであれば、RHEL/CentOS系のLinuxであれば、kickstartを採用すればいい。

    [[linux:インストール自動化:kickstart]]
    ■ Linux を自動インストールする方法 (Kickstart)
    第32章 キックスタートインストール

2013年9月13日金曜日

selenium-webdriver(webdriver-firefox-esr-previous.dll)をrubyから実行時に、Norton Internet Securityのウィルス警告

    以下の構成で実行した際に、Symantecの検疫に引っかかった。
    ・Windows7 SP1 64Bit
    ・ruby 2.0.0p247
    ・Norton Internet Security(20.4.0.40)
    ・selenium-webdriver-2.35.1で、ブラウザ起動に「:firefox」を指定。

    Symantecの検疫ログは以下のとおり。
    Symantec公式に、2013/9/13時点で日本語の情報はまだ無い。
    Suspicious.Cloud.7.EP

    「Suspicious.Cloud」自体は、新種のマルウェアの脅威を検出するためのシリーズっぽい。
    Suspicious.Cloud

    「Selenium」のメーリングリストやチケットだと、既知事象のようだ。特に問題はなさそう。
    Selenium Users › Suspicious.Cloud.7.EP
    Issue 6120: Virus warning (Suspicious.Cloud.7.EP) in webdriver-firefox-esr-previous.dll

    会社で使おうと思ったのに残念。
    無害でも検出されると面倒なので、職場で試さなくてよかった。

2013年9月10日火曜日

Windows7 64Bit上でVeewee+Vagrant+CentOS6.4インストール

    以下のサイトを参考にさせていただいた。
    Veewee による Vagrant の Box 作成環境構築 Windows 版 その1
    Veewee による Vagrant の Box 作成環境構築 Windows 版 その2


    Vagrantの基本的な操作については、Windows7 64Bit上でVagrant+CentOS6.4インストールで記載済みのため、割愛する。


  1. VirtualBoxのインストール
  2. Download VirtualBoxから、最新版(2013/9/10現在は「VirtualBox 4.2.18 for Windows hosts x86/amd64」)をインストールする。


  3. Vagrantのインストール
  4. Vagrant download siteから、最新版(2013/9/10現在は「v1.3.1/Vagrant_1.3.1.msi」)をインストールする。
    インストール後、再起動を求められるため、CPUがAMDの場合、BIOS設定を確認する。


  5. BIOS設定の確認
  6. 「BIOSセットアップユーティリティ」-「パワー」-「Virtualizationテクノロジー」が「有効」(Enabled)になっていることを確認する。
    ※「無効」(Disabled)の場合は、VirtualBoxから新しい仮想マシンを起動した際に、「AMD-V is disabled in the BIOS」というメッセージが出て起動しない。


  7. 再起動後、コマンドプロンプトを立ち上げる。
  8. Windowsのデスクトップから「Windows」+「R」キー押下する。
    「ファイル名を指定して実行」画面で「cmd」と入力し、「OK」ボタンを押下する。
    以下、コマンドプロンプト上での作業。


  9. 「vagrant -v」でvagrantのバージョンを確認する。


  10. msysgitのインストール
  11. msysgitから、最新版(2013/9/10現在は「Git-1.8.3-preview20130601.exe」)をインストールする。
    「Adjusting your PATH environment」では、「Run Git and included Unix tools from the Windows Command Prompt」を選択して、コマンドプロンプト上で、unixコマンドを使えるようにした。
    「find.exe」や「sort.exe」のように、windowsのコマンドと重複するものは、PATHの優先順序で置き換えられるので注意が必要。


  12. rubyのインストール
  13. RubyInstaller for Windowsから、最新版(2013/9/10現在は「Ruby 2.0.0-p247 (x64)」)をインストールする。
    「インストール先とオプションの指定」では、「Rubyの実行ファイルへ環境変数PATHを設定する」を選択した。


  14. bundlerのインストール
  15. Gemのパッケージ管理ツール(bundler)をインストールする。


  16. DEVELOPMENT KITの解凍
  17. RubyInstaller for Windowsから、最新版(2013/9/10現在は「DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe」)を任意のフォルダ(例:「c:\DevKit-mingw64-64-4.7.2」)に解凍する。


  18. DEVELOPMENT KITのインストール
  19. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する。


  20. veeweeのインストール
  21. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する。


  22. veeweeの雛形テンプレートの一覧を確認・作成
  23. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する。


  24. veeweeの雛形テンプレートの編集
  25. テキストエディタで「C:\work\veewee\definitions\centos64」配下に作成されたテンプレートを編集する。

    [ks.cfg]
    ひとまず以下の変更を実施した。
    ・LANGを変更(「en_US.UTF-8」→「ja_JP.UTF-8」)
    ・キーボードを変更(「us」→「jp106」)
    ・タイムゾーンを変更(「UTC」→「Asia/Tokyo」)

    [definition.rb]
    ひとまず以下の変更を実施した。
    ・仮想メモリのサイズを変更(480MB→1024MB)
    ・ISO取得先を日本のミラーサイトに変更
    ・インストールの事後処理で「puppet.sh」を実行しないようにコメントアウト(chef以外に使う予定が無いため)



  26. veeweeの雛形テンプレートのOSインストール
  27. kickstartによるOSインストールを実行する。


  28. 仮想マシンへのSSH接続
  29. インストールされた仮想マシンにSSH接続する。
    デフォルトで作成されているユーザ/パスワードは以下のとおり。

    user/pass
    veewee/veewee
    vagrant/vagrant
    root/vagrant


  30. 仮想マシンのシャットダウン
  31. SSH接続経由で仮想マシンをシャットダウンする。


  32. 仮想マシンのエクスポート
  33. 仮想マシンをエクスポートする。


  34. エクスポートしたboxを使用する。
  35. エクスポートしたboxをvagrant経由で使用する。

2013年9月3日火曜日

Windows7 64Bit上でVagrant+CentOS6.4インストール

  1. VirtualBoxのインストール
  2. Download VirtualBox>から、最新版(2013/9/3現在は「VirtualBox 4.2.16 for Windows hosts x86/amd64」)をインストールする。


  3. Vagrantのインストール
  4. Vagrant download siteから、最新版(2013/9/3現在は「v1.2.7/Vagrant_1.2.7.msi」)をインストールする。
    インストール後、再起動を求められるため、CPUがAMDの場合、BIOS設定を確認する。


  5. BIOS設定の確認
  6. 「BIOSセットアップユーティリティ」-「パワー」-「Virtualizationテクノロジー」が「有効」(Enabled)になっていることを確認する。
    ※「無効」(Disabled)の場合は、VirtualBoxから新しい仮想マシンを起動した際に、「AMD-V is disabled in the BIOS」というメッセージが出て起動しない。


  7. 再起動後、コマンドプロンプトを立ち上げる。
  8. Windowsのデスクトップから「Windows」+「R」キー押下する。
    「ファイル名を指定して実行」画面で「cmd」と入力し、「OK」ボタンを押下する。
    以下、コマンドプロンプト上での作業。


  9. 「vagrant -v」でvagrantのバージョンを確認する。


  10. 「vagrant -h」でヘルプを確認する。
  11. 個別のコマンド「例:box」を調べたい場合は、「vagrant box -h」と実行する。


  12. 「vagrant box add」でboxを追加する。
  13. Vagrantbox.esのboxを指定してもいいが、
    ryuzee.comで公開されていたboxの使い勝手の方が良さそうだったので、こちらを使ってみた。


  14. 「vagrant box list」でboxの一覧を表示する。
  15. boxの実体は、「C:\Users\%USERNAME%\.vagrant.d\boxes\」配下にある。


  16. 「vagrant init」で「Vagrantfile」を初期作成する。
  17. カレントディレクトリに作成されるため、複数バージョンのboxを切り替えて使用する場合は、任意のディレクトリ(例:CentOS6)を作成しておくといい。


  18. 「Vagrantfile」をテキストエディタで編集する。


  19. 「vagrant up」でVMを起動する。


  20. 「vagrant status」でVMのステータスを確認する。
  21. 「vagrant status」の状態は、「running」になる。


  22. Teraterm等のターミナルソフトでSSH接続する。


  23. 「vagrant suspend」でVMを一時停止する。
  24. 「vagrant status」の状態は、「saved」になる。
    「vagrant up」または「vagrant resume」で再開する。

    「vagrant up」の場合
    「vagrant resume」の場合


  25. 「vagrant reload」で「Vagrantfile」を再読み込みする。
  26. 「Vagrantfile」を編集し、再度読み込む場合には、「vagrant reload」で再起動する。

  27. 「vagrant halt」でVMを停止する。
  28. 「vagrant status」の状態は、「poweroff」になる。


  29. 「vagrant destroy」でVMを除去する。


  30. 「vagrant box remove」で不要なboxを削除する。


  31. 「del Vagrantfile」で不要な「Vagrantfile」を削除する。
  32. 削除していない場合は、「vagrant init」を再度実行しても警告メッセージが出る。


  33. 「Provisioning」の使用方法
  34. VM起動後の後処理を「Vagrantfile」に、「config.vm.provision :shell」として記述する。
    「Vagrantfile」に、以下の4行を追記した。
    「provision.sh」は、「Vagrantfile」と同じディレクトリに、以下の内容で設置する。
    「vagrant up」でVMを起動する。
    「Running provisioner: shell...」の出力後、
    「Running: inline script」で、「config.vm.provision :shell, :inline」の実行結果がでる。

    「Running: C:/Users/%USERNAME%/AppData/Local/Temp/vagrant-shell20130903-6200-dm6b64」で、「config.vm.provision :shell, :path」の実行結果がでる。
    VM上では、「/tmp/vagrant-shell」に設置されている。


  35. 「vagrant package」の使用方法
  36. VMからboxファイルをエクスポートする。


    「vagrant package -h」でヘルプを表示する。
    「vagrant package」でboxをエクスポートする。
    起動中のVMは一度シャットダウンされるため、注意する。
    デフォルトでは、「package.box」のファイル名で保存される。
    出力ファイル名を指定する場合は、「--output」オプションで指定する。
    「vagrant box add」でエクスポートしたboxを追加する。


  37. 「sahara」の使用方法
  38. 「sahara」(スナップショットプラグイン)の使用方法は以下のとおり。


  39. 「vagrant plugin install」で「sahara」をインストールする。
  40. 「vagrant sandbox -h」でヘルプを表示する。
  41. 「vagrant plugin list」でインストールされているプラグインの一覧を表示する。
  42. 「vagrant plugin uninstall」で「sahara」をアンインストールできる。
  43. 「vagrant sandbox on」で「sandbox」を開始する。
  44. 「vagrant sandbox status」の状態は、「on」になる。
  45. 「vagrant sandbox rollback」で、コミットしていない変更内容を破棄する。
  46. 「vagrant sandbox commit」で、変更内容をコミットする。
  47. 「vagrant sandbox off」で「sandbox」を終了する。コミットしていない変更内容は破棄される。
  48. 「vagrant sandbox status」の状態は、「off」になる。