- インターネット意匠公報のダウンロード
- 電子署名検証(TARP7→TAR形式) インターネット利用による公報発行サイトにも書いておいたが、Windowsのクライアント上で、あらかじめ、
- ImageMagickのインストール さくらVPS CentOS6.2にImageMagick + RMagickをインストールでインストール済みの前提のため、割愛する。
- マルチTIFFの解凍 ImageMagickのconvertコマンドを使用する。
電子署名検証方法について(「特許庁公報電子署名検証プログラム」のダウンロード)
に従って、プログラム本体のダウンロードと電子署名検証を一度は試しておき、取得した以下のファイルをインターネット意匠公報(TARP7形式)と同一ディレクトリに格納する。
・電子署名検証して取得したルート証明書(例:JPT_2013006_01-01_root.der)
・p7verify.jar
TARを解凍する。
「参考」
ImageMagickの使い方は、このサイトがわかりやすい。
「分割後の拡張子がTIFFの場合」 以下のように表示される場合は、分割後のイメージファイルはTIFF形式。
convertコマンドで分割する。
tiffsplitコマンドで分割した場合も、正常にファイル分割される。
「分割後の拡張子がJPEGの場合」 以下のように表示される場合は、分割後のイメージファイルはJPEG形式。
convertコマンドで分割する。
以下の警告が出るが、分割後のファイルをイメージビューアで見ることは出来る。
tiffsplitコマンドで分割した場合は、警告が出た上で、ファイル分割が行われない。
イメージファイルの詳細仕様については、公報仕様書を参照。2013年2月現在は、第8版が最新。
公報仕様 意匠、商標、公開・国際商標、審決 第8版について
第2編 各ファイルの詳細
5.イメージファイル
(2013/03/10修正)
これによると「tag 293」は、「T6 エンコードオプション(圧縮)」の模様。
Tagged Image File Formatに以下の記載がある。
JPEG圧縮 TIFF6.0で導入されたJPEG圧縮については、仕様上の不備が指摘されており、後に発行されたAdobe Photoshop Technical Notesによって大幅な変更が加えられた。この変更では、従来のTIFF6.0でJPEG圧縮のために定義されていたCompression=6および関連タグを廃止し、代わりに新しくCompression=7およびそれに関連するタグが導入されている。これによって様々な問題点がクリアされ実装も容易になったことから徐々にこの形式への移行が進んでいるが、互換性などの問題から従来のCompression=6も引き続き使われている。なおCompression=6ではタグの記述方法が難解なことなどから、TIFF6.0の仕様にさえも準拠せず独自の解釈でエンコード/デコードを行うアプリケーションソフトウェアも少なくない。そのため、JPEG圧縮のTIFFファイルの中には著しく互換性の低いものがある。
公報仕様書によるとCompression=6(カラー)を使っているので、JPEG圧縮の互換性関連で警告が出ているっぽい。
convertコマンドのファイル分割結果に特に問題はないようなので、当面気にしないことにする。
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